先日ルノーカングーリミテッドディーゼルMTが発表されました。
ディーゼル、マニュアルという仕様と価格が非常に魅力的ですね!
ただ、使用オイルについては少し注意が必要な様です。

先日ルノー新規格RN-17についてという記事を投稿しましたが、ディーゼル車についても別の新規格の適用になるようです。

ルノー新規格RN-17についてはこちら

ルノーディーゼルの新規格はRN-17FEという規格になります。
FE=Fuel Economy
省燃費向けオイルということで指定粘度が0W-20と低粘度になっています。

Unil opalオイルでRN-17FE対応はX-TRIUM FE 0W-20という商品になります。
まだウェブサイトの商品ラインナップには掲載されておりませんが、少量在庫しております。

まだ資料もフランス語版しかありません。

対応のACEA 規格はC5-16となり、以前採用されていたRN0720規格と比較すると対DPFの要求規格はRN0720の方が厳しいです。RN0720はACEA C4に独自のラボテストを加えたものでした。

ディーゼル車の日本での使用については注意が必要です。
渋滞などが多い走行環境では燃料希釈が多く、エンジンオイルが低粘度化しやすくなります。
前述のように純正指定粘度が0W-20と柔らかく、さらに渋滞多めの走行により低粘度化するとエンジンオイルの重要な役割の一つである密閉性が失われ、不完全燃焼が起こりやすくなり、その結果カーボンが堆積しやすくなります。

都市部の方や渋滞多め、ちょい乗りが多い等の走行環境の方は、使用オイルの粘度を少し上げて5W-30等にすることをお勧めします。
ユニルオパールのラインナップではACEA C3のX-TRIUM 5W-30やACEA C4のX-TREME 5W-30を使用するのがよろしいかと思います。ただし、ディーラー保証の対象外となる場合がありますのでご注意ください。

事前にトラブルを防ぐために弊社製品をご検討頂ければ幸いです。