パンダのオイルについて(初代パンダ141)
5/29(日)にパンダリーノがありましたが、この機会にパンダのオイルについて少しご紹介させて頂きます。
一言にパンダと言っても初代(141)、2代目(169)、3代目(312)で使用オイルが異なります。製造された時代も変わりますので当然のことですね。
初代パンダ(141)
エンジンオイル MOTOR VS 15W-40 / OPALJET 24S 5W-40
エンジンオイルは鉱物油がお勧めです。粘りのある鉱物油で静音性をUPすると共に低速トルクを高めます。ユニルオパールの鉱物油は欧州産のベースオイルを使用しているためパンダとの相性もバッチリ。実はベースオイルの差が一番出やすいのは鉱物油とも言われています。ユニルオパールの鉱物油で違いを体感してみませんか?
夏場には20W-50の鉱物油でもいいと思います。
少し回したい方、または渋滞などでストップアンドゴーが特に多い方、寒い地方にお住いの方は合成油のOPALJET 24Sもお勧めです。5W-40ですが、40℃動粘度は10Wに近くやや硬めです。鉱物油と比較して異なる部分は低温時の流動性と清浄性、潤滑性です。ストップアンドゴーは車に一番負担のかかる運転ですので、清浄性の高いオイルを使用した方がいいかもしれません。
ギアオイル
GEAR EP 80W-90
こちらのギアオイルも鉱物油になります。
EP=Extreme Pressure 極圧性が高く快適なシフトフィーリングを提供すると共に80W-90という粘度と鉱物油によりギアをきっちりと保護します。GL-4規格オイルで金属に対する攻撃性が弱く安心。
リアデフ
GERION DRIVE 75W-140
4×4のリアデフには75W-140のGERION DRIVEがお勧めです。
ベースオイルはエステル+PAOの合成油ですが、GL-4/GL-5両規格適合のため金属との相性も良く高負荷のかかるデフギアでも長期間性能を維持します。
セレクタ
MATIC CVT
2016年6月より販売を開始したCVTフルードです。画像がまだありません・・・・。
非常に高品質なものですが、某MB向けに開発されたため価格が高くお勧めし切れない部分もあります。こんな商品もあると覚えておいてください。
初代パンダ(141)のオイルは基本的には鉱物油を使用し、乗り方や季節、状況に応じて合成油の使用をお勧めします。