いつもユニルオパールブログをご覧頂きありがとうございます。

イベント情報や商品情報、取扱店紹介など日々ブログでご紹介をさせて頂いておりますが、今回は少し趣向を変えてUnil opal社についてご紹介をさせて頂きます。

Unil opal

1993年にUnil社とOpal社が合併されてできたブランドですが、前身のUnil社、Opal社はそれぞれ1958年、1960年からの歴史があります。
UNIL=U○○ N○○ Industrial Lubricants(U・Nはわかりません・・・)
OPAL=O○○ P○○ Automobile Lubricants(O・Pは・・・・・?)
ということで、工業用潤滑油を得意とするUNILと自動車用潤滑油を得意とするOPAL社が合併されて総合的なオイルブランドとなりました。

自動車用オイルの他、バス・トラック用、工業用、建設機器、農機、マリン用など様々な種類のオイルを製造しています。

フランスのソミュール(Saumur)に本社を置き、フランス国内4か所の製造工場で生産されます。Unil opal社は国外製造拠点を持たず、100%フランスで製造されています。

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本社はこんな感じです。

本社の横には大きな工場があり、国内用の一部と海外輸出用のオイルを製造しています。

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非常に大きな工場で作業のほとんどがオートメーション化され効率よく生産されます。

工場内にはブレンド用のタンクや保管用の大型タンクがいくつもあり、生産された商品は倉庫に運ばれ、随時出荷されます。

大きな倉庫部分だけでも回るのに一日かかりそうでした。

生産されたオイルはフランス国内の正規ディーラー、プロショップ、街の整備屋等に出荷され、Unil opalのフランス国内のアフターマーケットのシェアはNo.1を誇るそうです。(2014年時点)

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フランス国内市場でのUnil opal製品は量販店には一切置かず、すべてUnil opal社から取扱店への直接取引により販売されます。

日本でも量販店での販売の予定はございません。

メーカー承認を取得した比較的新しい車だけでなく、旧車系にもユニルオパールオイルは使われています。日本でも旧車向けの鉱物油を販売しています。

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Unil opal社は400種以上の製品があるため様々な需要に対応しています。

残念ながら日本にはすべてを輸入しているわけではありませんが、ご希望のオイルがある場合は弊社にご相談ください。

 

ユニルオパール社のあるソミュール(Saumur)は本当に良いところでした。

自然豊かなロワール川のほとりに建つ中世の古城。
ソミュールの街自体は大きくなく、静かで、のんびり過ごすには最高の街ではないでしょうか?

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ロワール地方はワインの産地でもあり、ユニルオパール社の裏はワインのブドウ畑でした。

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ソミュール産ワインは生産量があまり多くなく、国内消費に提供されることが多く、輸出されることが少ないです。貴重なソミュール産ワインですが、ユニルオパールロゴ入りで輸入することもありますので、気長に待っていてください。

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通常は潤滑油という、いわばケミカル品の工場のすぐ隣がぶどう畑となると、非常に違和感がありますが、ユニルオパール社では環境配慮に対する徹底された管理により有害物質等を一切排出していません。

ソミュールのブドウ畑の間の道を色んな車が通っていました。

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日常の風景だとは思いますが、普通の風景がお洒落に見えてしまいます。

ゆっくりと時間が進んでいくソミュールという町を私は一回で好きになってしまいました。

機会があればまた訪問したいと思っています。

皆様も是非フランスにご旅行の際はソミュールに行ってみてください。